2023-01-01から1年間の記事一覧
今年から家で餅をつくのをやめました。年末の忙しい時に大変時間のかかる餅つきは、もうできません。 今では鏡餅も大小さまざまなサイズを売っています。 しかも真空パックされてるので衛生的で、硬くなりにくいので後で切る時も楽です。 結構いい値段がしま…
ここ数年は終農に向けて動いています。 農作業を外部委託にしたのもその一環です。 今後は作業委託希望者が増えると思われ、早めに委託先を確保しておきました。 耕作放棄地をよく見るようになりましたが、あの状態になっては大変です。 委託先が廃業する可…
今年の等級は3等となってしまいました。 乳白だけならまだしも胴割れも発生してしまい、残念な結果に。 葉色が極端に落ちたので対策はしたのですが、足りなかったようです。 もっと思い切って追肥すれば、胴割れは防げたかもしれません。 東北地方の1等米…
刈り取り前に、イノシシに侵入されてしまいました。 イノシシに踏み荒らされた箇所は、稲が根本から折れて、穂は圃場にめりこんでしまいます。 そうなるとコンバインで刈り取ることはできず、収量が減ることになります。 全体的に踏み荒らされており、収量は…
そろそろ稲刈りの時期です。 刈り取りが早すぎると、未熟米が大量に発生して品質等級が落ちてしまいます。 逆に刈り取りが遅すぎると、うちの圃場の場合は米粒にヒビが入る「胴割れ」が発生して、これもまた等級が落ちてしまいます。 以前は「着色粒」が等級…
毎年の事なのですが、スズメに稲穂をかじられます。 かじられた穂はつぶれてしまい、米にはなりません。 出穂の早い圃場はスズメの被害が集中するらしく、対策として鳥おどしテープを張ります。 テープを張っておいてもスズメは侵入してきます。 どの程度の…
出穂時期になりました。 うちの圃場の葉色が濃くならないのが気になっていて、検索してみました。 私は稲作作業一式を委託しており、肥料は基肥一発処理をしていますが、 圃場の状態によっては肥料の効果が出にくい場合があるそうです。 そのため、出穂時期…
検索すると、中干の期間は1週間から10日とありますが、土壌によって違うようです。 注意点としては、乾かし過ぎると土壌のヒビ割れが大きくなり、稲の根が切れる場合があるそうです。 根が切れてしまうと、当たり前ですが、成長に影響が出ます。 中干して…
検索してみると中干(なかぼし)が説明されてるページがたくさんあります。 判断基準は稲の株数のようですが、数え方が難しく、ウェブページの説明だけでは私には理解できませんでした。 そこで私は、収量は無視して、田植えの1ヶ月後に開始するようにして…
農作業以外にもやる事が増えました。 今までも体力仕事の奉仕作業や運動行事とかは私が担当していましたが、更に、 地区の定例会 地区の役員会 地区の行事の準備 などが増えました。行事は休日が多いですが、会議は平日の夜が多いので結構負担です。 私の場…
農業機械のエンジン音は私にとってはかなり大きいです。(トラクターなどはマフラーが前方に付いています) 刈払い機(草刈り機)の取扱説明書などには、作業時に防護メガネと耳栓を付けるようにと書かれていて、防護メガネは刈払い機を買うと同梱されていま…
私は田植えを、12条植えるごとに条間を広め(45cmくらい)にとっていました。 出穂期に多湿になる事を防ぐために、一定割合で条間を広めにとる方法もあるという記事を読んだためです。 出穂期に多湿状態が長く続くと病気が発生しやすくなります。 出穂…
ネット検索では見つからなかったので、今度は特許実用新案から企業名を探してみることにしました。企業名が分かれば注文することが出来るかもしれません。 特許情報プラットフォームから検索できますが、困るのが検索ワードです。 「水田」などと検索すると…
この時期は繁忙期で、久しぶりの更新です。 水田に給水する時期になりました。 水の需要が集中するので、取水し過ぎると怒られます。取水量は適切に管理しなければなりません。 取水量を調整するには水路側に取り付けられている分水栓を調整します。2000…
畔の草刈りなどをしている時に、虫にかまれる事があります。 家でかまれた場合は、すぐに水道水で患部を洗いながら毒を絞り出せるのですが、田んぼでかまれた場合は家に帰る前に毒が回ってしまいます。 以前ムカデ(だと思います)に指先をかまれてひどく腫…
兼業農家なので、平日はサラリーマンをやっています。 農業収支が黒字になることはほとんどありません。 農機の償却が終われば少し黒字ですが、通帳の金額が農機購入前の額に戻る事は無いでしょう。 (兼業農家は個人事業主扱いで、確定申告しやすいように専…
農薬(粉剤)は1kgが標準のパッケージサイズです。 兼業農家用に500gサイズがあればいいのにとずっと考えています。 農薬の施用量は圃場面積によって決まるので、1.5kgとか半端な量が必要だったりする事があります。 肥料は多めでも使い切ってし…
農業機械の価格ですが、作業能力が低い物でも新品の場合は、 トラクターは300万円くらいで、コンバインは200万円くらい、田植え機は100万円くらいです。 専業農家が使う物だと数倍しますが、とんでもない速度で作業できます。 また、これらを収納し…
そば栽培のマニュアルには、そばが先に成長するので雑草はあまり生えないとありましたが、そばの密度が低いと圃場は雑草だらけになります。 前にも書いたのですが、圃場が乾燥していると枯れてしまうようで、枯れた箇所は雑草が生えてしまいます。 そば栽培…
そばは肥料分と適度な水分があると、どんどん成長するようです。 圃場全体では50cmくらいだったのに、偶然多めに潅水した所はどんどん成長して1mくらいになりました。 以前から発芽数に対して収穫時の株がかなり少ないと感じていたのですが、乾燥で枯…
田植えが終わったら雑草の防除剤を散布します。私の圃場の場合は特にノビエの防除を目的としていました。ノビエの駆除は兼業農家にはかなりの負担です。防除剤で失敗することは絶対にできません。 使う薬剤によってターゲットとなる雑草と使用方法が異なるの…
そばの種まきは、私の圃場の場合は8月初旬に行います。暑くて気を失いそうです。 そば栽培は畝を立てて条撒き(じょうまきと読みます)するのが本来のやり方らしいのですが、これらの作業には専用の農機具が必要になります。 他に圃場に種をばらまきしてか…
私がそば栽培を始めた頃は、そば栽培用の配合肥料はありませんでした。 複数の化学肥料を合わせて栽培マニュアルに指示してある量を確保しますが、注意点も書いてありました。 転作初年度は圃場に肥料分が多く残っている場合があり、マニュアル通りに施肥す…
圃場は2枚あったのですが、ある年から1枚をそば栽培にあてました。 その圃場は極端な漏水が発生しており、私は鋤床層(すきどこそうと読みます)が壊れていると推測しています。 調査や修理にはかなりコストがかかります。あきらめて畑作地に変更しました…
以前はマット苗を10アールあたり14枚くらい使っていました。 検索してみると標準より少ないみたいです。 田植え機の苗のかきとり量を減らすため、かなり遅く作業しているのが原因かもしれません。作業時間は他の人の倍はかかっています。 (TVや動画で…
田植え機での効率的な植え方を検索すると結構出てきます。 動画もいくつかあるのですが、どの情報も以下の3点は共通しているようです。 入口の反対側から枕地以外を植える 次に枕地を植えていく 最後は入口に向かって植えていく これは一度植えた苗をタイヤ…
耕起はトラクターでの作業です。 私の使っているトラクターはキャビンが無いので、風や寒さや暑さで体に負担がかかります。作業はできるだけ短時間で終わらせたいものです。 検索してみると、やり方はいろいろあるのですが、「一筆書きになるように進んで、…
記事が時系列でなくなってしまいましたが、今回は代かき(しろかきと読みます)の話です。一番やっかいな作業です。 圃場を田植え可能な状態に整えるのですが、検索してみるとやり方が2種類ほどあります。 水を多めに入れて行います。この場合は数日後に田…
ある年の作柄が2等米になりました。 稲作を始めてからずっと3等米(この下が等級外です)でしたが、この年は乳白粒が明らかに減少していました。 前年までとの違いは、施肥が稲穂の出始めくらいになってしまった点です。 (悪天候と仕事の都合で遅れてしま…
※訂正です 穂肥の時期を間違えて書いていました。 1回目は18日前くらいで、2回目は10日前くらいでした。 これはウェブページによって幅があります。 稲作はセオリーが確立しており、私もその通り施肥していました。 1.土壌改良資材 2.元肥(もとご…