今年の等級は3等となってしまいました。
乳白だけならまだしも胴割れも発生してしまい、残念な結果に。
葉色が極端に落ちたので対策はしたのですが、足りなかったようです。
もっと思い切って追肥すれば、胴割れは防げたかもしれません。
東北地方の1等米率が極端に落ち込んだというニュースもありました。
高温に強いとされていた品種も影響を受けているようですので、コシヒカリは言うに及ばずです。
実際の圃場の温度がどうなのか知りたくて、今年は温度ロガーを導入しました。
サンワの防水型で、測定モードを1時間に1回にしましたが、3ヶ月電池交換なしで動作しました。(回収した時は残量ほぼゼロでしたが)
本来なら百葉箱のようなものに入れて測定しないといけないのですが、とんでもなく高価なので、大きめの植木鉢で影を作って測定器を配置しました。
メモリーはあまり多くないようなので、たまにデータをダウンロードして空き容量を増やしておきました。
結果は出穂期以降は、連日平均で25℃以上でした。
最高温度が40℃以上の時があったので、照り返しか何かがあったのでしょう。
気象庁のデータを参考にして補正をかければいいかもしれません。
稲作は田植えから収穫まで4ヶ月くらいかかるので、全部測定していたら電池交換が必要です。
田植え直後のデータはあまり意味がないので、中干した後から設置すればいいでしょう。