兼業農家をやることになってしまって

ウェブの情報だけでもでなんとかなりました

葉の色が薄いように見えます

出穂時期になりました。

うちの圃場の葉色が濃くならないのが気になっていて、検索してみました。

 

私は稲作作業一式を委託しており、肥料は基肥一発処理をしていますが、

圃場の状態によっては肥料の効果が出にくい場合があるそうです。

そのため、出穂時期前に葉の色を診断して、薄い場合は窒素分を追肥するとありました。

 

そこで使うのが葉色ゲージです。結構高くて8千円くらいです。

葉色ゲージは表に葉色見本、裏に使い方と参考情報が記載されています。

診断方法は2種類あり、単葉診断と群落診断です。

群落診断は2名で作業しないと時間がかかるので単葉診断で行いました。

いつもの出穂時期の14日くらい前から調べていたのですが、やはり薄いままです。

こういった可能性がある事は知っていたので、肥料は購入済みです。

走り穂が出たのを見て追肥を行いました。即効性の肥料なので1週間ほどで効果が出るはずです。

 

検索は各地のJAのページがよくヒットしますが、たいていはSPAD値という葉色計という測定器が出力する値が示されています。葉色計は高価なので使っているのは大規模農家でしょう。

葉色計が無い人のために、SPAD値を葉色ゲージの値へ変換する簡易的な方法もあるのですが、ウェブページによって少し違います。

また、群落診断値か単葉診断値か記載されていないページもあります。

群落診断の数値と単葉診断の数値には差があるので間違えないようにしないといけません。

ウェブページから得られる情報は稲作指導の参考資料です。数値や日数など細かい点に注意する必要があります。寒冷地や温暖地によっても異なります。